インプラント治療の偶発症
当院では、実際にインプラント治療をおこなうために、模型による顎堤の形態の把握や、X線CT検査による解剖学的形態の精査、あるいは血液検査や当院内科医とのコンサルテーションによる全身疾患のスクリーニングを行い、偶発症の防止に対して細心の注意をはらっています。
しかしながら、一般にインプラント治療時には下歯槽神経損傷による口唇の感覚麻痺・インプラント周囲組織の感染・インプラント体自体に対する金属アレルギーなどが報告されています。
とても残念なことですが、これらの障害は極めて少数ながら発現が起こりうるものと考えます。
もしこのような合併症が発現した場合は、その後の治療について患者さん本人とよく相談しながら誠意をもって治療させていただくこととなります。
|